「インプラント」とは、歯の抜けた場所に、人工の歯根(しこん)を埋め込んで、顎の骨に固定した後、人工の歯を上から装着する治療方法です。
歯を虫歯や歯周病で失ったまま放置しておくと、噛み合わせが悪くなったり、隣の歯が傾いてきて、入れ歯やブリッジを入れることが出来なくなります。
また、奥歯が1本無くなるだけで、約30%噛む効率が低下すると言われています。
インプラントは、自分の歯と同様の外見を持ち、健全な歯を削ることもありません。現在当院で行っているインプラント手術は、歯を抜く程度の簡単な手術で出来ます。



インプラントが出来る条件
- 骨が十分にあること。最低でも厚み6ミリ、幅6ミリ、高さが10ミリ必要です。
- 重篤な疾患がないこと。高血圧症、心臓病、糖尿病の方でも内科医の許可があれば、インプラント手術を行うことが出来ます。
- 上下の顎の間にスペースが十分にあること。インプラントを埋め込んだ顎と対する顎の間に隙間がありませんと歯を被せることが出来ません。
インプラントのメリット
<インプラント>
- 自分の歯のような自然な感覚
- 噛む力が低下しない
- 健全歯はそのままで保存出来る
- 審美的(外見)良好
<放置>
- 抜けた歯の周囲の歯が動く
- 対合していた歯が浮いて弱くなる
- 噛む機能が低下する
- 食べ物がつまりやすい
<入れ歯>
- 形状が合わないと口の中で動いてしまい、当たりが出来て痛みを生ずる
- バネを架けた歯の負担が大きい
- 味覚が異なる
- 発音障害
<ブリッジ>
- 人工歯を支えるために2本以上の歯が必要
- 健全な歯を削る
- 支える歯に負担がかかる
インプラント料金
インプラントの費用は、手術・インプラント・インプラントに被せる人工歯の合計となります。
1本20万から30万円ほどとなります。
治療計画と費用については、十分ご説明を致しますのでご安心下さい。
※インプラント治療は健康保険扱いとなりませんが医療控除の対象となります。
インプラントQ&A
- 治療は痛いのでしょうか?
- インプラントは歯を抜く場合と同程度の手術が必要です。麻酔をしますから痛みに耐えながら治療を行うというようなことはありません。手術後、麻酔が切れると腫れや多少痛みが出る方もいますが、安静にするなどの処置で回復出来ます。
- 治療に伴う入院や生活の支障はないですか?
- 患者様の健康状態や治療本数などにもよりますが、大抵の場合は入院の必要はありません。
手術直後は抜歯をした時と同様、安静が必要です。
以後、通常の生活で問題はありません。 - 治療には年齢制限はありますか?
- 年齢や性別での制限はありません。無歯症の小児や85歳の高齢者が治療を受け健康歯を回復した例もあります。顎の状態、体質や疾病(重度の糖尿病やアレルギーなど)によっては治療が出来ないこともあります。
- インプラントはどのくらい持ちますか?
- インプラントは永久的とは断言出来ませんが、口の中を衛生的に保つことを心がけ、定期検診をきちんと行うことで10年以上良好に維持されている患者様もたくさんいます。
正しいお手入れがインプラントを長持ちさせることにつながります。
日常のお手入れは歯みがきを丁寧に行って下さい。また定期検診は必ず受けましょう。 - いつから噛めるようになりますか?
- 使用するインプラントの種類や部位、また患者様の顎の状態などによっても違いますが、当院で使用しているAQBインプラントの場合、手術は1回で済み噛めるまでに約2ヶ月を目安としています。


